気が付いたら口癖のように「痩せたい」なんて呟いていませんか?

テレビに出ている綺麗な女優さんも、雑誌に載っているスタイル抜群のモデルさんも、みんなほっそりと細い人ばかりですね。
憧れの人に少しでも近付きたいと、日々ダイエットにいそしんでいる人も少なくないでしょう。
でも、ちょっと待って下さい。

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痩せすぎるとどうして老けて見えるの?
痩せすぎると老けて見える一番の原因は、シワやたるみが目立つようになるためです。
皮膚の下に脂肪がついている状態だと、皮膚はこの脂肪によって引っ張られています。
つまり脂肪のおかげで、パンとハリのある、シワもたるみもない肌になっているということです。
しかし、この皮膚の下の脂肪が無くなると、今まで引っ張られていた皮膚がたるみ、隠れていたシワが目立つようになります。
10代や20代の頃は、もともと肌自体にハリがあるため、脂肪がなくてもシワやたるみが目立つということはありません。
しかし、これが30歳を超えると、肌のハリを支えるコラーゲンの減少などにより、脂肪を失うとシワやたるみが目立ってしまうのです。

体脂肪は女性の敵?それとも味方?
体脂肪と聞くと、肥満や高血圧、高脂血症などの病気の原因というイメージがあり、少なければ少ないほど良いような気がしますね。
しかしそれは違います。
女性の理想の体脂肪率は20%~25%です。
痩せすぎにより体脂肪率が急激に低下すると、人によっては女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことがあります。
女性ホルモンであるエストロゲンは、美のホルモンとも呼ばれており、女性の肌や髪などの美しさには必要不可欠なものです。
過度なダイエットで生理が止まってしまう人もいますから、体脂肪は落とし過ぎてはダメということです。
体脂肪率が30%を超えるような肥満体型は、健康面においても美容面においてももちろんNGです。
しかし、必要な脂肪までそぎ落としてしまうことは、女性にとって必要な美しさまで損なうことになりますので、決しておすすめできません。
痩せすぎると貧相に見える!?
極端に痩せてしまった体は、とても貧相な印象を受けます。
食事制限による栄養不足や、過度なダイエットによるホルモンバランスの崩れなどの影響は、見た目に現れてきます。
髪の毛は艶を失くしてパサつき、肌はカサカサに乾燥してシワが目立つようになります。
また、デコルテはゴツゴツと骨ばってしまい、あまりにも細い手足は綺麗というよりただ不健康な人という印象を受けます。

魅力的な女性を目指すのであれば、痩せすぎている体型を目指すことはやめましょう!
ダイエットは体重ではなく体脂肪を気にしよう
痩せすぎて体に必要な脂肪まで落としてしまうと、確実に老けて見えますし、健康も美容も損ないます。
憧れのモデルさんに少しでも近付きたいと考えている人は多いでしょう。
しかし、パリコレなどで有名なフランスでは、痩せすぎているファッションモデルの起用を規制する法律まで出来ています。
細ければ細いほど良いという現代の風潮に待ったをかけた形ですね。
美しく痩せるには有酸素運動がおすすめですが、やり方次第でこれまた老けてしまいます。
ダイエットの目安として体重の変化を見る人がほとんどだと思います。
実はアスリートなんかは痩せていても実は筋肉量が多いので見た目よりも体重が多いんですよ!
そう考えると、ダイエットをするなら体重ではなく体脂肪を気にするべきだと思います。
実年齢よりも老けて見えないためにも、痩せすぎを避け、健康的で美しい体を目指しましょう!
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