どんなに綺麗にメイクしていても、唇の皮が剥けていたら魅力半減。唇の荒れって思ったより目立ちますよね。
大人女子にとって唇の荒れは死活問題。体調不良を疑われてしまうこともあります。
一度荒れてしまうとなかなか治りにくいのが唇の特徴。ずっとこのままだったらどうしようと不安に思いながらメイクをするのもストレスですよね。
けれど、唇の荒れる原因をちゃんと理解して、予防すればプルプルの唇を維持することが出来るのです。
そのためには毎日のちょっとしたお手入れが大切。
この記事では、唇の皮が剥けてしまう原因と応急処置を理解することが出来ます。
また、根本的な対処法とおすすめのリップケア商品をご紹介します。
唇の皮が剥けないための対処法を守って、あなたもプルプル唇を手に入れましょう。
唇の皮が剥けてしまう4つの原因
唇の皮が剥けてしまう原因は、「唇の乾燥」・「胃腸の調子が悪い」・「紫外線」・「合わないリップの使用」の4つが考えられます。
思い当たる原因はありますか?この4つの原因を取り除くことが出来れば、唇の荒れは防げるのです。

唇が乾燥すると皮が剥ける
唇は乾燥すると皮が剥けてしまうのは、ご存知ですよね。乾燥が唇の荒れの1番の原因です。
ではなぜ乾燥してしまうのか知っていますか?
唇には角質層がありません。保水力のない薄い粘膜で出来ています。
加えて皮脂で守られることもなく、汗腺がないため汗で潤うこともないのです。
そのため、唇は日常的に乾燥してしまいがち。デリケートな唇は常にリップクリームなどでケアしてあげる必要があり、怠るとすぐに乾燥してしまうのです。
また、唇が乾燥してくると無意識になめてしまっていたりしませんか?
これも余計に唇を乾燥させてしまい、状態を悪化させてしまうんです。
唾液で濡れた唇が、風で水分がとび乾燥します。これをずっと繰り返しているんです。
唇の皮が剥けてきた時は注意しないといけないですね。
胃腸の調子が悪いと口周りも荒れる
胃と唇はとっても深い関係にあります。
食べ過ぎてしまったときや風邪をひいたときなど、胃腸の調子が悪い時に唇の荒れを感じたことがある方も多いです。
また大きなストレスを感じると胃腸の機能が低下し、肌の乾燥や唇の荒れを引き起こすことも。
外からの刺激だけでなく、体内環境も唇の荒れに影響しているのですね。
紫外線は唇にもダメージを与える
唇は肌の表面にある、むき出しの内臓です。
なので当然紫外線は当たって日焼けをしてしまいます。
普段からUVケアを完璧にしているつもりのあなたも、唇にUVクリームを塗ることは少ないのでは?
紫外線対策を怠ると唇はダメージを受け、皮が剥けてしまうことが多いです。
普段から唇にUVケア効果の高いリップクリームを使うことで、紫外線からのダメージを守ってあげましょう。
合わないリップクリームはダメ!
実はリップクリームも原因の1つなんです。

いくら効果の高いUVケアリップを使っても、それがあなたの唇に合わないこともあります。肌に合わないリップを使い続けると、唇の荒れはどんどんひどくなってしまいます。
唇が荒れているかな?と思ったら、今使っているリップの使用をとめて様子を見てみることをおすすめします。
唇の皮が剥けてしまったらどうする?応急処置は?
どんなに気を付けていても、唇の皮が剥けてしまうことはあります。荒れてしまった時に応急処置として出来ることを紹介します。
気になって荒れた唇を触りすぎるのと、症状を悪化させることになるので注意してください。
唇の皮を剥くなど傷つけることをやめる
唇の皮が剥けたままだと目立ちますよね。でもその皮をさらに剥いてしまうのはダメ!絶対。
唇を傷つけると治りが遅くなるのはもちろん、出血し症状が悪化してしまいます。
どうしても気になって触りたくなる気持ちはわかりますが、早く治すためにも唇を傷つけることは避けましょう。
唇のパックをする
唇のパックには、潤いやハリを与えてくれる成分が含まれた「パッチタイプ」のパック、唇を染めてくれる「ティントタイプ」の2種類があります。
また、お使いのリップケアの上から「ラップシート」を使ってパックする方法も。
唇の皮が剥けてしまった時には、「ラップシート」の使用が最適です。あぶらとり紙のようなケースに入っているので、ポーチに入れて持ち歩くことも出来ます。
唇の皮がむけ始めたかな?と気になったら気軽にパック出来るのが嬉しいですね。
唇のマッサージをする
唇の皮が剥けてしまった時のマッサージは、はじめに蒸しタオルで唇を温めておくと良いでしょう。
唇が柔らかくなってきたなと感じたらワセリンを少し多めに唇にのせます。
数分待つと、唇の皮が白く浮いてくるのがわかるので、指の腹を使って優しくマッサージして取り除いてあげます。
最後に、もう一度蒸しタオルを当てて温めると、めくれてしまった皮が落ち着きます。
いずれもあくまで応急処置です。次にご紹介する「唇の皮が剥けないための対処法」を良く理解し、荒れない唇を手に入れましょう。
唇の皮がむけて痛いときの対処法
唇の皮が剥けないためには、日常生活のちょっとした気遣いが大切です。一つ一つは些細なことなので、習慣化して、唇の荒れとは無縁の生活を目指しましょう。
加湿器を利用する
乾燥はお肌の大敵です。部屋が乾燥していると感じたら、加湿器を利用し湿度を40%~60%まで高めてあげましょう。インフルエンザ予防にもなって便利です。
食生活を見直し、胃の調子を整える
唇は、胃腸の不調がダイレクトに響きます。唇の乾燥・唇の皮が剥けてしまうことを防ぐためには、バランスの良い食事をとることが大切です。
食べ過ぎた次の日は食事の量を減らす、外食が続いたら自炊で偏りをなくすなど、出来ることからはじめましょう。サプリメントや野菜ジュースで補うことも考えると良いですね。
唇の紫外線対策を見直す
お肌と同じように、唇の紫外線対策にも気を配りましょう。紫外線のピークの時間帯を外して外出する、マスクをするなど唇に紫外線が当たらないように出来るのが理想です。
また、紫外線をしっかりカットしてくれるタイプの薬用リップクリームもあります。小まめにリップを塗って紫外線から唇を守りましょう。
自分に合ったリップクリームを選ぶ
あなたは、リップクリームを買うときに成分表示を見ていますか?実は、化粧品に気を遣っている方でも、リップクリームは成分表示を見ないで買うという方は意外と多いのです。
特に荒れてしまった唇に使用する場合、低刺激なものや敏感肌用のもの、無添加のものを選ぶと安心です。
また塗り方もポイントがあります!
- 横ではなく、縦方向に塗る
- 寝る前に塗る時は保湿成分が入っているワセリンなどを使用する
唇のシワの流れに反って縦にリップを塗る方が保湿効果も高く、皮膚に余計な刺激を与えず効果的です。
唇の皮むけにおすすめリップ
資生堂モアリップN
第3類医薬品で、ビタミンEとB6配合のチューブタイプのリップクリームです。5つの成分が唇の荒れに効くと定評があります。
1日数回、適量を唇に塗ります。寝る前につけると翌朝、唇の調子が良いという声が多いです。
5~6日続けて使用しても症状が変わらない場合は、使用をやめ皮膚科を受診しましょう。
乾燥がひどくなる冬、リップ自体が冷たくなると硬くなり、チューブから出しにくくなります。そんな時は、手の中で温めると出しやすくなります。
成分・分量
(1g中)
アラントイン:5mg・・・荒れた唇の修復を促します
グリチルレチン酸:3mg・・・唇の炎症を抑えてくれます
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE):2mg・・・唇の皮の新陳代謝を促します。
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):1mg・・・唇の皮や粘膜を健康にしてくれます
パンテノール:5mg・・・唇の皮や粘膜を健康にしてくれます
ジョンマスターオーガニックリップカーム

日本の有機JASにあたるアメリカのオーガニック認証USDAを取得したリップクリームです。乾燥してしまった唇にも塗りやすいのが特徴で、1度塗ると長時間潤いをキープしてくれます。
口紅の下地として、また寝る前のリップケアとして活躍します。べたべたしないので使いやすいと幅広い年代の方に愛されています。
天然由来の成分だけを使用したリップクリームなので、安心して使うことが出来ますね。
成分
ヒマワリ種子油、ミツロウ、オリーブ果実油、ホホバ種子油、マンダリンオレンジ果皮油、レモン果皮油、ライム油、アマニ油、ルリジサ種子油、モスカータバラ種子油
パルセイユ ハニーモイスチャーリップセラム
厳選された4つの植物オイルを使って作られた、まるで美容液のようなリップセラムです。
ジェル状になっているリップセラムは、柔らかなテクスチャで少量でも伸びが良いと定評があります。保湿成分が唇に浸透、べたつかず潤いが続くと人気です。
また、唇のバリア機能を高めてくれるので、荒れが治まった唇のプルプル感を維持できます。
口紅を塗る前の下地としても、口紅の後からグロスとしても活躍します。
パルセイユ ハニーモイスチャーリップセラム(リップクリーム) 8g
成分
コメヌカ油、ヒマシ油、ミツロウ、ハチミツ、ツバキ種子油、ユズ種子油、キャンデリラロウ、シソ葉エキス
正しいリップケアをしてプルプルの唇を手に入れよう
唇は意外と見られています。
食事のバランスが悪かったり生活のリズムが崩れたりすると、唇に顕著に表れるので、大人の女性としては恥ずかしいですよね。
一方、プルプルの唇は、顔を明るく上品に見せてくれます。
日ごろから正しいリップケアをして、唇の荒れを防ぎ、プルプルの唇をゲットしまし
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