あなたは毎日どんな食事をしていますか?
飽食の時代ですし、食事の選択肢はたくさんありますね。
でも、その普段何気なく食べているものがあなたの肌を「たるませている」って知っていましたか?
食事で肌がたるむなんて少し意外ですが、逆に言うと食べるもの次第でたるみ肌は予防できるということです。
食事とたるみの関係性を知って、今日から食事を見直しましょう!
糖化が肌をたるませる
血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を数値化したものです。
このブドウ糖は食べ物に含まれる糖質が体内で分解されて出来ます。
糖質は体を動かすエネルギー源になるものですが、急激な血糖値の上昇は糖化という現象を引き起こしてしまいます。
糖化とはエネルギーとならなかった余分な糖質と、体内のたんぱく質が結びつくことを言います。
この糖化が進むと、肌のハリや弾力を支えているコラーゲンが正常な働きをできなくなります。
その結果、肌から弾力が失われて、たるんでしまいます。
糖質をたくさん摂取すると、血糖値が急激に上昇して糖化を加速させてしまうのです!
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血糖値を上げてしまう食事とは
肌を老化させる糖化を防ぐためにも、血糖値の上昇を抑える必要がありますね。

この糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもののことです。
つまり、炭水化物が多く含まれる食べ物は糖質も多く含まれるということですね。
お米やパン、甘いお菓子やジュースなどはその代表例です。
しかし、いくら糖質が糖化を進めるといっても、体を動かすエネルギー源である糖質を摂取しないわけにはいきません。
そこで注目なのが、糖質が含まれていても血糖値が上がりにくい食べ物があるということです。
低GI値の食べ物を選ぼう
GI値とは、血糖値の上がりやすさを食べ物ごとに0から100までの数値で表したものです。
数値が大きければ大きいほど、食後の血糖値は上がってしまいます。
白米は、このGI値が80以上ですので、急激に血糖値を上げてしまう食べ物ということですね。
同じお米でも玄米ではGI値は55とかなり低くなります。
GI値が55以下の低GI値の食べ物を食べるようにすることで、血糖値の上昇を抑えることができます。
以下の食べ物はGI値が55以下になります。
- 全粒粉パン
- 蕎麦
- 肉類全般
- 魚介類全般
- 葉物野菜
- ヨーグルト
このGI値はひと目で血糖値が上がりやすい食べ物を見分ける指標となりますので、普段から活用しましょう!
血糖値上昇は食べる順番で防げる
低GI値のものが肌に良いと分かっていても、白いご飯を食べたいという人ももちろんいますよね。
あまり我慢しすぎてストレスを抱えてしまっては、それこそ肌トラブルを招きかねません。

サラダなどの食物繊維から食べ始め、次に肉、魚などのたんぱく質を食べ、最後にお米などの炭水化物を食べます。
食物繊維には血糖値の上昇を抑える働きがあります。
食物繊維、たんぱく質、炭水化物の順番で食べることで、糖質の吸収を抑えることができるので、是非実践してみましょう。
食事で内側からもケアしましょう
急激な血糖値の上昇は、肌にも健康にも悪影響です。
低GI値の食べ物を選んだり、食べる順番に気を付けてみたりと、食事の方法によって血糖値の上昇を抑えることは出来ます。
普段の食事を見直すことで、たるみ肌を予防して、いつまでも若々しい体でいましょう。