エリスリトールは、糖質でありながら完全にカロリーゼロで血糖値を上げないという、稀に見る甘味料の一種です。
甘味料と聞くと、あまり体に良いイメージはありませんが、エリスリトールは野菜や果物に含まれる「天然」の糖アルコール。
血糖値をあげないので、糖尿病や肥満気味の方などにもおすすめできる食品です。
ここでは『エリストリールとはそもそも何なのか』、『キシリトールとの違い』などについて、ご紹介していきます。
砂糖を摂り過ぎると老ける理由

その理由は様々考えられますが、1987年、米国科学アカデミーのアンソニー・セラミ博士により発表されたのが「糖化による老化説」。
この「糖化による老化説」というのは、急激に血糖値をあげる食べ物を食べると、ブラウニング反応が起きて、身体組織のタンパク質が糖分子と結びついて炎症を起こし、老化を早めるという説です。

砂糖の甘さ以上に、「血糖値を急激に上げる」ということが老化に繋がってしまうのです。
では、血糖値を上げない砂糖と言われているエリストリールとは、どんな物質なのでしょうか?
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砂糖は老けると言われる原因と老けずに太らない糖分の摂り方とは?
血糖値を上げない砂糖エリスリトールとは?
エリスリトールは、果物や味噌などの発酵食品に含まれているもので、糖アルコールから作られた「天然甘味料」です。
スッキリとした甘さが特徴で、その甘みは一般的な上白糖の70%ほどと言われています。
食品用の甘味料としては、汎用性が高いため、非常に優秀で様々な食品に活用されています。
エリスリトールが優秀と言われる理由は、他の糖アルコールは低カロリーでありながらも若干体内に消化吸収されますが、エリスリトールはほぼ全て体外に排出されることが分かっているから。
糖質の中で唯一、「ゼロカロリー」でカロリーを全く含まない旨の表示ができる物質なのです。(甘味成分として「ゼロカロリー」「ノンカロリー」と表示できるものは、人工甘味料のみです)

エリスリトール危険性はないの?
エリスリトールという物質自体は、安全性がかなり高いと言われています。副作用としては、大量摂取による下痢のみ。
その他に特に問題になる要素は無いため、適切な量を摂取していれば問題ありません。
ただし、エリストリールは様々な加工食品に使われる甘味料のため、いくつかの注意が必要です。
- 原料に遺伝子組み換えトウモロコシが使われている可能性が高い
- 稀にアレルギーを引き起こすこともある(100万人中1件に満たない確率と推定されています)
この①②は、エリストリールだけでなく、他の加工食品に使われる甘味料にも言える注意点です。適量を守って、賢く活用するように気をつけましょう。
エリスリトールとキシリトールの違い
名前が似ている「エリスリトール」と「キシリトール」。どんな違いがあるのでしょうか?
キシリトールは、エリスリトールと違い、グラニュー糖より甘い上に、インスリンへの影響はほぼ無いため、こちらも糖尿病、肥満気味の方にオススメの甘味料です。
違いは、糖アルコールの中で血糖値を全く上昇させないか、多少上昇するか。血糖値を上げない唯一の物質がエリスリトールなのです。
エリスリトールはこんな人におすすめ
「老けたくないし、太りたくない」、でも「甘いものは、なかなか我慢できない!!」という人にこそおすすめなのが、「エリスリトール」です。
砂糖の代わりに、コーヒーなどの飲み物や料理にも幅広く使用できます。
「カロリーゼロで血糖値を上げない」夢のような甘味料である「エリスリトール」とは何か、またその注意点についてお伝えしました。
老けたく無いけど、甘いものを我慢するのはちょっと…という方に、エリスリトールはピッタリ!
価格も高すぎないため、気になる方はぜひ一度試してみてくださいね!
楽天の方が色々なエリスリトールがあるので是非チェックしてみてくださいね♪