子供の体を成長させるために必要不可欠な成長ホルモン。

大人になったら身長もこれ以上伸びないのに、成長ホルモンは何のために分泌されているの?と不思議に思う人もいますよね。
女性ホルモンは若々しさを保つお守りというお話を以前しましたが、
この成長ホルモンもアンチエイジングのためには無くてはならないとても大事な存在なのです!
[toc]成長ホルモンってなに?
成長ホルモンとは書いて字のごとく、成長を促すホルモンです。
身長を伸ばすために必要なホルモンと言えば分かりやすいですね。
しかし、成長ホルモンの役割は体を成長させるだけではありません。
炭水化物や脂質の代謝を促進したり、脂肪を分解したりと、美容に欠かせない役割も果たしています。
さらに、この成長ホルモンは肌の状態にも深く関わっていることが分かっています。
成長ホルモンの不足による肌への影響は?
成長ホルモンが不足すると、肌が薄くなったり、かさかさになったりします。

その理由は、成長ホルモンは肌の新陳代謝であるターンオーバーを促す働きをしているからです。
紫外線などで傷ついた肌はターンオーバーによって修復されます。
この修復が上手くいかないと、乾燥やしわ、たるみや肌荒れなど、様々な不調が肌に現れます。

成長ホルモンの分泌を促す方法
成長ホルモンは大人になっても分泌されますが、その量は加齢と共に減少していきます。
普段と変わらない生活を送っているにも関わらず、30代や40代になって急に太る人って少なくありませんね。
これは加齢と共に成長ホルモンの分泌量が減ることによって、代謝が落ちてしまうことが大きく関係しています。
では、この成長ホルモンの分泌を増やすためにはどんな方法があるのでしょう。
まず一番大事なことは睡眠です。
成長ホルモンのほとんどは、深い睡眠の際に分泌されます。
もし睡眠時間が短く、良質な睡眠がとれていなければ、成長ホルモンの分泌は促進されません。
昔から寝る子は育つと言うくらいですから、就寝前のスマホや飲食といった浅い眠りの原因となる行動は控えるようにしましょう。
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成長ホルモンを増やす食べ物とは
成長ホルモンには睡眠が大事だということが分かりましたが、いつも良質な睡眠がとれるとは限りませんね。
そこで次におすすめなのが、成長ホルモンを増やす食べ物を摂取することです。
アミノ酸の一種であるアルギニンが成長ホルモンの分泌を助けますので、このアルギニンが含まれる食べ物を積極的にとりましょう。
具体的な食べ物としては、
- 大豆
- ゴマ
- アーモンド等のナッツ類
- 鶏肉
これらが挙げられます。
どれも身近な食材ばかりですね。
忙しくて食事に気を使う余裕がないという人には、サプリメントなどの補助食品もおすすめです。
成長ホルモンを増やす効果があるアルギニンや、成長ホルモンの働きを助ける成長因子を含んでいるプラセンタなどがおすすめです。
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成長ホルモンは、脂肪分解作用や代謝の促進など、ダイエットやアンチエイジングに嬉しい効果を発揮します。
しかし、加齢に伴いその分泌量は減少の一途を辿りますので、意識して良質な睡眠や成長ホルモンを増やす食事をとるようにしましょう。