お肌の乾燥は肌トラブルの素!プロテオグリカンを取り入れて肌の保湿力を高めよう
今話題になっている「プロテオグリカン」という成分を知っていますか?
プロテオグリカンは若々しい肌を作る上でとても頼りになる存在です。
そこでこの記事では、「プロテオグリカン」の効果や摂り方についてご紹介していきます。
プロテオグリカンって何?
そもそもプロテオグリカン(Proteoglycan)とは、糖とタンパク質の複合体で、糖タンパク質の一種。
動物成分の多糖類の研究中に見つけ出された成分と言われています。
もともと美容に効果が高いのではないかと専門家の間でも知られていた成分ですが、1gの価格が3000万円以上とかなりの高額であったことから、試薬として使われながらも一般の化粧品や医薬品として、実用化には至っていない状態でした。
しかし2012年に高純度のプロテオグリカンを低コストで抽出できる画期的な方法が編み出され、一気にプロテオグリカン配合の製品開発がスタートしました。
成分は、いくつかのグリコサミノグリカンから成り立っていて、保湿効果が高い成分として今注目を浴びています。
(グリコサミノグリカンには、関節痛や腰痛ケアのサプリにも使われるコンドロイチン硫酸や、保湿成分として有名なヒアルロン酸など、よく聞かれる成分も含まれています。)
では、プロテオグリカンの働きはどんなものなのでしょうか?今注目を浴びている理由は、その「保湿力」と「ターンオーバー」にあります。
プロテオグリカンの美容効果とは?
保湿力
一番の美容効果は何といっても「保湿力」。
ヒアルロン酸の約1.3倍の保湿力によって、年齢肌や乾燥肌のケア対策として注目されています。
ヒアルロン酸と比べ、肌の角質までの浸透性が高く、潤いをキープするのにサラッとした着け心地という点が特徴となっています。
また、年齢を重ねると潤い成分が減少してくることはよく知られていますが、なんとコラーゲンやヒアルロン酸を増やす役割も果たすと言われているプロテオグリカン。
ごく少量でも、今のスキンケアにプラスするだけで上質な肌をキープできます。
シミや色素沈着を予防
体内に存在する「サイトカン」という物質は炎症を抑えてくれる性質があります。
お肌のシミは、紫外線などにより細胞の一部が炎症して起こります。
プロテオグリカンはこの炎症を抑える働きがあり、更に「サイトカン」の働きを手助けする効果がありため、出来てしまったシミにも効果が期待できます。
さらに抗酸化作用もあるため、大人ニキビにも有効です
ターンオーバー
肌の新陳代謝と言われる、「ターンオーバー」。
プロテオグリカンには、肌の生まれ変わりを促進するターンオーバーの力もあると考えられています。
肌が生まれ変わる周期は、個人差があるものの28日~56日程度。
表皮・真皮・皮下組織から成る皮膚は、徐々に新たな細胞が作られて、どんどん新しい肌へと生まれ変わっていきます。
新しい細胞に押し上げられて、最後は垢となって自然に剥がれ落ちる構造です。
このサイクルの事をターンオーバーと言いますが、プロテオグリカンはこの速度を高めるので、常に綺麗な肌に生まれ変わる手助けをする役割があるんですね。
プロテオグリカンの取り方
では、プロテオグリカンはどのように取り入れたら良いでしょうか?
様々な製品がありますが、ここでは美容に関わる「美容液」と「サプリメント」についてご紹介します。
美容液
美容液は、少量でも乾燥しやすいこの時期の肌にしっとりした潤いを与えてくれます。
特に原液100%配合の美容液などは、純度が高いので肌の角質までよく浸透して、目元や口元にハリを持たせて、若々しい美肌へと導きます。
サプリメント
錠剤タイプやドリンクタイプで最近増えてきている、プロテオグリカンのサプリメント。
美容液とは異なり、原液100%のものではなく、プロテオグリカン+αの成分を配合して作られているものがほとんどです。
サプリメントも美容液と同様、お肌のハリやしっとりと滑らかな肌をサポートし、年齢肌や乾燥肌のケア対策としておすすめのアイテムです。
いつまでも若々しい肌でいたいならプロテオグリカン
プロテオグリカンは脚光を浴びている話題の成分。
美容分野や医療分野の専門家の中でも、注目を集めています。
プロテオグリカン単体での保湿効果やターンオーバーの力はもとより、コラーゲンやヒアルロン酸のサポートの役割を果たすことで、美容に関わる製品が日々生み出されています。
年齢を重ねても美しい肌で居たい女性は必見のアイテムですよ。