鼻は、テカリや赤みなど、顔の中心にあるからこそ印象を決めるのに大切な箇所。
風邪などで鼻をかみすぎて赤くなったり乾燥してしまったり…誰でも一度は「あ〜やりすぎてしまった」という経験があるのでは無いでしょうか?
しかし、鼻の下が赤くなってしまうのは、単に摩擦による乾燥だけでは無い原因が隠れている場合があるんです。
ここでは、『鼻の下が赤くなる原因』と、『赤みを取るための対処方法』について、ご紹介していきます。
鼻の下が赤いのが取れない原因は乾燥!
鼻の下の赤みでお悩みの方で、恐らく一番多いのが「乾燥による肌荒れ」。
風邪などで一時的に鼻の下が乾燥したり、カサカサになったりするのは当たり前ですが、その状態が長引く場合には、乾燥により「肌のバリア機能が下がってしまっている状態」になっている可能性があります。
肌の表面には角質層があり、その上には皮脂膜がありますす。
バリア機能が低下すると、角質層の水分が不足して、皮膚がひび割れしたり、皮が剥けやすくなったり、最悪かゆみや赤みが出るリスクがあります。

「加齢による皮膚の老化」
個人差はありますが、高齢になればなるほど「肌のバリア機能」が薄れ、乾燥肌になりやすいと言われています。
特に肌が乾燥しやすい冬の時期に、暖房などで体が温まると、肌が痒くなりやすいので、肌をかくことで赤みや湿疹になりやすくなってしまうのです。
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健康的な肌を作る上で大切な「バリア機能」とは
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「アトピー性皮膚炎、湿疹」
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症を伴う疾患です。
アトピーの原因については、まだ解明されていないこともありますが、肌のバリア機能が低下した状態で、アレルゲン(だに・誇り・食べ物など)やストレスなど外部的な要因が重なって引き起こると考えられています。
正しいスキンケアをしていない状態でストレスが続くと、赤みやかゆみの原因となってしまうと言われています。
「慢性的な乾燥肌、敏感肌」
一時的にではなく、慢性的な乾燥肌・敏感肌になると、髪の毛先が肌に触れる程度のちょっとした刺激でも反応し、かゆみを生じることがあります。
顔全体にあらわれることが多いですが、鼻の下は口周りの中でも皮膚の薄い箇所のため、かゆみが出やすい部分なので早めのケアが大切です。
鼻の下の赤みを解消する方法
赤みやかゆみを引き起こす原因は、一概には言えません。
ただし、普段の生活環境を見直すことで、赤み・かゆみを誘発させにくくすることはできます。
肌のバリア機能を低下させずに、赤み・かゆみを解消する方法をご紹介します。
解決法① 室内の乾燥を防ぎ、加湿する
暖房や冷房を使いすぎると、肌の乾燥が進んでしまいます。
室内の乾燥を防ぐためには、加湿器を使用すると効果的です。
特に室内の設定湿度は「60%」が目安。冬以外は加湿器を使うイメージがないかもしれませんが、一年を通して湿度を保つことが大切です。
濡れた洗濯物を室内に干すことでも効果が得られるので、加湿器が無いという方は、できることから始めてみましょう♪
解消方法② 「刺激の少ない洗顔・保湿中心のスキンケア」
肌が敏感になっているときは、洗浄力の高いクレンジングや洗顔料は避け、低刺激の商品を使いましょう。
暑いお湯は刺激になるだけでなく、肌を守る必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があるので、ぬるめのお湯にすることもポイントです。
入浴の際も、39〜40°のぬるめの湯加減にし、顔はゴシゴシではなく、泡で優しく洗うようにしましょう。
洗顔後は、化粧水の重ね付けや、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分が入ったスキンケアで、保水効果を高めます。
解消方法③ 「ビタミンCを摂取」
皮膚の乾燥には、ビタミンCの摂取もおすすめです。
3食バランスの取れた食事をすることが一番ですが、果物を食べたり、スキンケアでビタミンCを取り入れることで、乾燥によるかゆみを緩和します。
また、海外ではビタミンCはアトピー性皮膚炎の改善にも効果があると注目されているそうですよ。
おすすめスキンケア商品
鼻の下の乾燥や赤みにおすすめスキンケア商品は『オルビスユー』
スキンケアブランドオルビスから発売されているオルビスユーは、人それぞれ違う肌の悩み(トラブル)を見つけ出して集中的にケアしてくれるという新感覚のスキンケア商品です。
さらっとした着け心地なのに、しっかりと保湿してくれるから肌のバリア機能向上にも役立ちます。
オルビスユーの嬉しいポイントはライン買いしてもリーズナブルというところ♪
しかもポイントがつくので、買い足しする時もお得に購入できます。

\トライアルセットは1260円/
鼻の下の赤みを今すぐ隠すメイク方法
原因、解消方法もわかったけど、「まずは今すぐこの赤みを隠したい…!」という方におすすめなのが、メイクで赤みを隠す方法です。
赤みをカバーするには「コントロールカラー」もしくは「コンシーラー」を活用して行きます。
コントロールカラー
コントロールカラーは色の種類が豊富ですが、赤みには「グリーン」か「イエロー」系がおすすめです。
肌がピンク寄りの方はグリーン、肌が黄み寄りの方はイエロー系を選ぶようにしましょう。
コンシーラー
コンシーラーは、なかなか消えない赤みにも効果的です。
バレットやスティックタイプは、カバー力が高いので「ぽんぽん」と肌に置くようにし、つけ過ぎないよう注意しましょう。
鼻の下の乾燥や赤みは根気強く
鼻の下の赤みは、清潔感を感じにくく、また見た目年齢も上に見せてしまう厄介者。
でも、見た目だけでなく、赤みやかゆみなど炎症を起こしている肌は、とても敏感になってしまっています。
まずは毎日の洗顔やメイク時に、肌への刺激を抑えながら、できることから少しずつ、肌を労ってあげましょう。