最近、海洋性プラセンタというものを見かけるようになりました。
プラセンタと言えば、馬プラセンタや豚プラセンタの印象が強いですよね
- 海洋性というくらいだから、海の生き物からつくられるの?
- 海洋性と、馬や豚などの動物性とはどう違うの?
などなど疑問は尽きませんね。
最近話題の海洋性プラセンタについて、一緒に見ていきましょう!
[toc]海洋性プラセンタって何?
海洋性プラセンタとは、魚である鮭のプラセンタのことです。

みきさんと同じように違和感を感じた方もいると思います。
プラセンタは英語で胎盤という意味ですが、魚は卵で生まれますので、そもそも胎盤というものがありません。
その代わりに、卵を育てる卵巣膜と呼ばれる部分があります。
この卵巣膜が、海洋性プラセンタの原料となります。
卵巣膜は胎盤ではありませんので、魚のプラセンタというものはそもそも存在しないはずですね。
それではなぜ海洋性のプラセンタなどと呼ばれているのでしょうか。
その理由は、海洋性プラセンタの原料である卵巣膜の成分と、プラセンタの成分が似ているためです。
つまり、「植物プラセンタ」と同じく正確にはプラセンタではないけど、成分が似ているため、便宜上そう呼んでいるということです。
海洋性プラセンタと呼ばれているのに、正確にはプラセンタではないなんて、少し混乱してしまいますね。
海洋性プラセンタの特徴と効果
海洋性プラセンタには、馬や豚などの動物性のプラセンタよりもアミノ酸が多く含まれているという特徴があります。
その数は、必須アミノ酸9種類を全て含むなど大変豊富なものになっています。
また、ビタミンやコラーゲン、エラスチンなど、アミノ酸も含めて美肌には欠かせない成分が多く含まれています。
特にエラスチンは、動物性プラセンタには含まれておらず、肌にハリと弾力を与えてくれるとても嬉しい働きをします。
このように海洋性プラセンタには、美容に良い成分が多く含まれているため、肌荒れやたるみ、シワなどの女性の気になる悩みに効果が期待できます!


動物性と海洋性はどこが違うの?
動物性プラセンタと海洋性プラセンタの最大の違いは、「成長因子」の有無です。
動物性プラセンタには含まれている成長因子ですが、海洋性プラセンタには含まれていません。

成長因子は細胞分裂を助け、新陳代謝を促進します。
この成長因子の働きが、身体の内側から生まれ変わりを促進させ、細胞レベルでのアンチエイジングに効果を発揮します。
成長因子はプラセンタを語る上では決して無くてはならない、とても重要なものといえますね。
そのため、いくら他の成分が似ているといっても、動物性と海洋性は全く別のものとして考えましょう。
アンチエイジングには動物のプラセンタがおすすめ
海洋性プラセンタは、必須アミノ酸が全て含まれている上に、馬や豚などの動物性プラセンタと成分が似ています。
しかし、いくら成分が似ていても、成長因子という重要な成分が含まれていないという大きな違いがあります。
コラーゲンやエラスチンなどの美容に良い成分を摂取したいのであれば、海洋性プラセンタでも十分効果的です。
しかし、プラセンタ特有の細胞レベルでのアンチエイジング効果を期待する人は、馬や豚などの動物性のプラセンタを選んだ方が良さそうですね。
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