卵巣は卵子を排卵させたり、女性ホルモンを分泌させたりと
女性にとってとても大事な働きをする臓器の一つですね。
この卵巣の機能が低下してしまう状態を卵巣機能不全または卵巣機能低下症といいます。
卵巣機能不全に陥ると、排卵が上手くいかなくなったり生理の周期が乱れたりと、
とても無視できない体の不調が現れてしまいます。
そんな低下してしまった卵巣の機能を改善するためには、
一体どのような対策を行えば良いのでしょうか。
卵巣年齢は肌年齢

卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンは、
肌を滑らかに整えたり、コラーゲンを生成し肌に潤いを与えたりしています。
つまり女性がハリのある美しい肌でいるために必要不可欠な役割を果たしているということですね。

卵巣が若く元気でバランス良くホルモンが分泌されるのであれば
肌も若く元気な状態でいられます。
しかし逆に卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌が不足したり
ホルモンのバランスが崩れたりすると、肌の老化に繋がってしまいます。
肌年齢を若くしたいのであれば、卵巣も若くいなければならないということですね。
卵巣機能が低下すると起こる老化現象とは
卵巣年齢は肌年齢だといいましたが、具体的に卵巣機能の低下によってどのような老化現象が起こるのでしょうか。
美容の面としては、肌からハリが失われ、髪の艶もなくなってしまいます。
さらに健康の面としては、骨粗しょう症や、肥満に繋がる恐れがあります。
そんな様々な体の不調に加え、情緒不安定を引き起こすなど精神的にも不安定になってしまうこともあるようです。

卵巣機能を向上させるためにできること
卵巣機能が低下することで、恐ろしい老化現象や体の不調が起こることが分かりましたが、そんな卵巣機能を向上させるためにはどうすればよいのでしょうか。
卵巣機能不全の原因としては、ストレスや過度なダイエットなどが挙げられています。
まずはその原因を取り除くことが先決ですので、ストレスを溜めないようにして、過度なダイエットにも気をつけましょう。
その他にも、なるべく体を冷やさないようにして、軽い運動や骨盤の周りにある筋肉をほぐすエクササイズも効果的なようです。
また、大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることが分かっています。
不足したエストロゲンを補うために、納豆や豆腐などの大豆食品を食事に取り入れてはいかがでしょうか。
しかしながら、一つ注意すべき点として、生理不順や体調不良が続くようでしたら、まず産婦人科を訪ねてみるということも大事なことです。

卵巣機能低下にはプラセンタサプリ
卵巣機能不全と更年期障害は、どちらも卵巣の機能が低下することで体の不調が起きるため、その症状には近いものがあります。
更年期障害への治療としてプラセンタ療法という保険適用の治療法があります。
保険が適用されるということは、プラセンタは更年期障害へ効果があると証明されているということです。
つまり、おなじ卵巣機能の低下である卵巣機能不全にもプラセンタが効果的だと考えられます。

プラセンタ療法を病院に行って自由診療で試すことなかなかハードルが高いですね。
そんなプラセンタを手軽に試せるということで、サプリメントの形で試してみることも一つの手ですね。
プラセンタサプリに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
是非ご覧下さい☆
出来る事から卵巣機能低下を防ごう
卵巣機能が低下してしまうと、女性の体には様々な不調が現れます。
ストレスや過度なダイエットなどでも発症してしまうということは、
卵巣機能の低下は誰にでも起こり得ることだと言えます。
自分自身の体を守り、若々しい肌を保つためにも、
常に体の変化には気を配るようにしましょう。